腕時計がどんな腕にも最適フィット!MNストラップ。

MNストラップベルト
MNスラップ

皆さん、こんにちは。Bobです。

本日は先日紹介したNATOベルトの派生品、MNストラップについてご紹介します。

結論から言うと、通常のナイロンNATOベルトでサイズが合わず腕時計が緩んでしまう人には断然おすすめできます。
なぜならゴムバンドが伸縮し腕時計を腕に巻き付けてくれるおかげで、12時方向への腕時計のずれを殆ど抑えることができるからです。
これでいちいち腕を痙攣させる必要がなくなります。
このベルトは本当に一押しですね。
フィット感は今までつけたベルトの中でも一番高いと思います。

■メリット
・ゴムバンドの締め付けで腕に完全フィット
・手首の動きに追従するので引っかかりが皆無
・時計裏が一重になるので非常に薄く嵩張らない。
・通気性が良い。
・ズレにくく擦れにくいので付け心地が抜群
・ナイロン製以上に軽い。
・カラフルでおしゃれなバンドが多い。

■デメリット
・フォーマルさが失われる。
・ゴムバンドなので見た目がチープ
・長時間つけていると腕が閉まってくる。
・バネ棒でバンドを外すタイプの腕時計のみ適合
・ベルトの付け外しにバネ棒取り外しが必須
・耐久性はNATOベルトに比べて難あり(ゴム製品なので)

MNストラップの起源

次にMNストラップの蘊蓄をば。
なぜなら腕時計を愛する方の中には製品の設計思想に対する並々ならぬ拘りを持っている方が多い。

そのあたり調べてみると、どうも1970年代のフランス海軍が起源のようです。
官製の腕時計が支給されていたのですが、なぜかバンド無しだったようです。(軍組織の割に適当ですね・・・)
そのため自分達でバンドを調達する必要があったそうです。
当時は革製品が主流でしたから、海での作業が必要な海軍のダイバー達は、水に弱い革製品とは別の素材が必要だったのではないかと想像します。
そこで目を付けたのが空挺部隊が使用していたパラシュート素材だったようです。
なお伸縮性があるゴム素材は海での作業に最適だったようです。
確かに海に行くとむくんだりするし、水中でいちいちバンド調節なんかできませんもんね。
その後はミリタリー用品あるあるで、海軍だけでなくダイバーの間でも人気となり、世界中で広まったと。
ちなみにですが軍は人類最高難度の課題を有している場合が多く、その課題を解決するようなソリューションは最高の解決策である場合が多い傾向にあります。

MNストラップの付け方

MNストラップは必ずバネ棒を取り外して装着する必要があります。
まず完成図から。
金属環と金属環の間にあるスペースに金属ケースを配置する形になります。
ちなみにベルト末端にある金属環は固定ですが、もう片方はずらせます。
そちらでベルトによる輪っかの大きさ調節します。

完成図
完成図

まずばね棒を外しベルト、ケースの裏面に配置します。
下図のようにベルトで挟むようにすると作業がしやすくなると思います。

バネ棒を時計

バネ棒を取り付けます。

バネ棒取り付け
バネ棒取り付け

もう片方も同様にしてバネ棒を取り付けます。

装着完了
装着完了

装着完了、取り付けるのは意外と簡単です。
ただ若干難しいと難しいと感じられるのは装着時かな~と思われます。

腕への装着方法

まず腕に巻きます。
巻いた後、正しい方向に取り付けられていたら、6時側に引っ掛けるためのフックが来ているはずです。
そうしたら右手親指でフックを金属環の真ん中よりチョイ下に配置してあげます。
(右腕装着なら左手親指)

フックのポジション
フックのポジション

そうしたら親指は固定に専念したまま、人差し指で金属環の右下隅を上に持ち上げるように上げてあげます。

引っかける
親指は赤矢印、人差し指は黄色矢印の方向に力を入れる。

するとスルリとフックが金属環の中に滑り落ちると思います。

MNストラップ
完成

マトメ

いかがでしたでしょうか。
腕に巻き付けている画像から腕回りに完全にフィットしていることがわかります。
実際、腕時計をブルブルと12時、6時側に回転させてもまったくずれる気配がありません。
腕時計がクルクルと回りやすい細腕には非常にありがたいフィット感。
締め付け具合も容易に変更できるので、非常に使い勝手が良いです。
フォーマルさはどうしても失われてしまうのですが、色さえ地味目であれば通常の職場であれば問題ないと思われます。
私と同じく腕時計のフィット感に満足できていない人はぜひ購入して装着してみてください。
グッドラック!

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